STM32 (Arm社Cortex-M3コア搭載32bitマイコン) 開発環境の構築
1. はじめに
32bit Armマイコンを触ってみたくて、下のSTM32ボードと書き込み装置を購入した。今回はmbedじゃなくて、STM32F103C8T6 搭載の中華製ボードにした。
2. 統合開発環境 STM32CubeIDE の導入
公式ダウンロードサイトでメールアドレスの記入はあったがすぐにダウンロード出来た。Windowsだったので、STM32CubeIDE-Win
を選択してソフトウェア入手。以前のバージョンも選べるみたい。
3. STM32マイコンボードでLチカ
このサイトがとても参考になった。有難うございます...。
denshikousakusenka.jimdofree.com
このサイトを参考にすればLチカまで完了させれるが、一応、自分のPC画面のキャプチャも貼っておく。
①クロックを外部水晶にする(RCCのHSE -> Crystal)
②デバッグを有効にする(SYSのDebug -> Serial Wire)
③LEDに接続されているIO(PC13)をOutputとし、名前を "LED" に設定
※名前を"LED"に変更するのは、ピンの箇所を右クリックしたときに表示されるEnter User Label
で"LED"と入力すればいい。
④以上で、Peripheral が完了。次は、Clock Configration
タブをクリックして、クロックを下図のように設定する。
※今回は最大周波数72MHz?で動作するような設定値
⑤"Project" -> "Generate Code"を選択すると、各種設定が反映されたコードが生成される。
⑥左側の一覧からmain.c
を選び、Lチカさせるためのコードを2行だけ追加する。
HAL_GPIO_TogglePin(LED_GPIO_Port, LED_Pin);
HAL_Delay(500)
※2HzでLチカするプログラムです。